家タコス&メキシコ料理|必須のスパイスと使い方まとめ

取り扱いのある銘柄でも売り切れなどで在庫がない場合があります。また、店舗により蔵元からでなく仲卸を通して仕入れた一部銘柄で希望小売価格よりもお値段が上がる場合があります。
ぶり子
ぶり子

どーも!呑み過ぎで内臓が心配なぶり子です!
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洋食、タイ料理ときて、メキシコ料理も作るようになった仙台ぶり子です。

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より良い晩酌のために、お店に負けないくらいにおいしい肴を用意したい!

これまで気軽に楽しめる家タコスの便利食材レシピを紹介してきましたが、今回は一歩進んでタコス&メキシコ料理に欠かせない基本スパイスと活用法をまとめます。

ミールキッドや瓶サルサを使って手間をかけずに本格タコスが楽しむなら、超簡単!家タコス便利食材6選|ミールキットはパーティーにもおすすめ を。

タコスの基本となるサルサやトルティーヤ作りについては、 本格タコスを始める!基本の食材とレシピまとめ をご覧ください。

▼タコス記事一覧

揃えておきたい!メキシコ料理に欠かせないスパイス

「刻む」「和える」料理と「唐辛子やスパイスと一緒に煮込む」料理が多いメキシコ料理。

ここでは、メキシコの煮込み料理によく使われるスパイスを紹介します!

スパイスが揃えばいつでもメキシコの味が作れます。様々な肉や魚で応用でき、レパートリーが一気に増えますよ。

メキシコ料理によく使われるスパイスは5つ。

  • オレガノ
  • パプリカパウダー
  • チリパウダー
  • クミン
  • コリアンダー

この5つのスパイスがあれば大抵のメキシコ料理は作れます。

スパイスはまとめ買いに便利で大容量で安く買える南米食材の店キョウダイマーケットのリンクを中心に貼っておきますね。

オレガノ|メキシコ料理以外にも使える万能スパイス

オレガノは、ほんのり苦味を感じる爽やかな香味があり、肉や魚の臭み消しや脂っこさを和らげることができます。

▼オレガノ

チーズやトマトとの相性も良いいので、ピザやパスタにもピッタリ!

イタリアン、フレンチなど洋食でもよく使われるスパイスです。

メキシコ料理はオレガノがないとインド料理のような香味になってしまう。

パプリカパウダー|コクと深みがアップする時短スパイス

パプリカパウダーはメキシコ料理を作るようになって初めて使ったスパイス。

味はないと書いているサイトもあり、何か意味があるのか??と思いながら使っていたのですが、苦味、甘味があり、味に深み(コク)が出ます!

▼パプリカパウダー

パプリカパウダーはスモークタイプもおすすめです。

入れるだけで料理に燻製香を付けることができます!

▼スモークパプリカパウダー

スモークパプリカパウダーは、メキシコ料理の燻製唐辛子「チポトレ」を使うソースや煮込みとも相性抜群!

昨日ミートソースに使ったら入れ過ぎてメキシコ味にしてしまった…と後悔したのですが

短時間で作ったのにも関わらず(しかも豚多めの合い挽き肉)濃厚なコクがあり、パスタにかけてみると普通のミートソースよりもおいしかったです!

肉にはスモークパプリカパウダー、魚介にはパプリカパウダーというように、どちらも持っておくと使う食材に合わせて味に変化を付けることができて便利です。

コリアンダー|爽やかな風味で全体を引き締める

コリアンダーはカレーにも使われるスパイスです。

▼コリアンダー

正直味としてはまだ何の意味があるのか分かっていませんが、柑橘系の爽やかな香りがあり香味が引き締まります。

クミン|メキシカンの香りの決め手

クミンを使うと、日本人に馴染深いカレーのような香りになります。

▼クミン

入れ過ぎるとインド料理のような香りになってしまうので、わたしはクミン控えめでオレガノ多め、コリアンダーで整えるようにしています。

配合を変えて、好みや気分、目指す香味を作れるのが単品スパイスの良いところですね!

チリパウダー|辛さの調整に必須

チリパウダーはタコスミート、チリコンカンなどに便利なスパイス!

▼チリパウダー

唐辛子をベースに、クミン、オレガノ、パプリカパウダーなどがミックスされています。

ここで紹介した他のスパイスがある場合は、チリペッパー(粉唐辛子)の方が使い勝手が良いかも。

▼チリペッパー

チリペッパーは、グリルするときの味付けや辛みの調整に便利です。

特に次に紹介するチポトレなど乾燥唐辛子を使う煮込み料理の場合は、後から同じ唐辛子を足すと手間も時間もかかるため(茹でて戻して煮込む必要がある)入れるだけで辛さを調整できるチリペッパーは重宝します。

チポトレをお湯で戻すの忘れてた!というときは、このチリペッパーとスモークパプリカの粉で代用することもある。

チリペッパーとスモークパプリカの粉は使い勝手が良いので、ここで紹介したような大きめのサイズで購入するのがおすすめです!

本格メキシカンに挑戦!チポトレを使ったスパイス料理

基本のスパイス5つがあればいろいろなメキシコ料理が作れるようになります。

次にチャレンジしてほしいのが、メキシコならでは「出汁」

日本料理ではメインになる食材や料理に合わせて様々な「出汁」が使われますが、メキシコ料理では種類豊富な「唐辛子」が出汁としても使われます。

メキシコならではの「出汁」チポトレ(乾燥燻製唐辛子)に挑戦してみましょう!

乾燥燻製唐辛子「チレ・チポトレ」

日本のタコスメニューでもよく見かける「チポトレ」や「ティンガ」はチポトレというハラペーニョを乾燥させ燻製した唐辛子が使われています。

チポトレ

使うときは洗ってから沸騰させた湯で戻し、戻し汁に出た旨味と燻製香ごと料理に使います。

メキシコでは料理に合わせて様々な唐辛子を使い分けますが、特に乾燥させた唐辛子は出汁としても優秀なんです!

実際にチポトレを使ってみると、穏やかな辛味の中に甘さやコク、スモーキーな香りもあり、特に肉のトマト煮込みと相性抜群!

タコスの具材にもピッタリです。

同じチポトレを使ったトマト煮込みでも、食材やスパイス配合で全く違う料理が作れます。

まずはチポトレから。慣れたらいろいろな種類の唐辛子にチャレンジしてみてください!

チポトレ缶(チポトレペッパー、チポトレアドボ)

まずはチポトレの味を知りたいという方は、チポトレを使ったトマト缶からチャレンジしてみて!

チポトレ缶は、チポトレアドボ、チポトレペッパーとも呼ばれています。

チポトレ、トマト、玉ねぎなどを使ったトマトソースです。

チポトレ缶

わたしはチポトレを使う前に本場のアドボソースの味を知るために使ってみたのですが、大きな唐辛子が何個も入っているのに意外と辛くないことに驚きました。

缶詰は市販で見かけることもなく割高ですが、チポトレを戻したりアドボ(チポトレを使ったトマトベースのソース)を作る手間を省きメキシコ料理を作ることができます。

辛味が足りないときはチリペッパーの出番です!スモーキーさを足したいときはスモークパプリカパウダーが活躍します。

スパイス×本場キーライムの爽やかさでより本格的に

揃えたい食材の最後に、スパイスを使った本格メキシカンに合わせたいのが「キーライム」

ピンポン玉程度の大きさのライムですが、皮が薄くジューシーで果汁たっぷり!

レモンや市販でよく見るライムよりも香りが高く、酸味の切れ味も抜群で、料理の味が引き締まります。

季節により手に入りずらい場合もあると思いますが、機会があればぜひキーライムを!

運が良ければスーパーなどでも出会えるかもしれません。

濡れたキッチンペーパーで包みジップロックなどに入れておくと2週間~1カ月くらいは持ちます。使いきれないと感じたら、乾燥しないよう早めに冷凍しましょう。

スパイスで楽しむタコス&メキシコ料理レシピ

スパイスを揃えれば、あとはスーパーの食材を組み合わせてメキシコ料理とタコスの具材が作れます!

ここでは紹介したスパイスを使って実際につくったメキシコ料理をカンタンに紹介しますね。

基本の食材とスパイスのみ記載しますので、あとはお好みのレシピを参考に自分好みの香味になるようスパイスを加えてみてください。

家飲み会のときなど、サルサや具材を瓶に詰め、自家製トルティーヤと一緒に持って行くと喜ばれますよ。

本格タコスを始める!基本の食材とレシピまとめで紹介しているタコスの具材とあわせて家タコス&メキシカンを楽しんで!

タコミート&チリコンカン|おつまみやナチョスにも◎

タコスのお肉と言えばタコミート。(テクスメクスだけど)

トルティーヤに乗せればタコス。

トルティーヤチップスに乗せてトーストすればナチョスの出来上がり!

画像はタコミートの応用でトマト缶を足したチリコンカンとチーズを使って作ったナチョスです。

Google:タコミート レシピ

  • ひき肉(牛・豚・合い挽きお好みで)
  • 玉ねぎ
  • オレガノ
  • クミンパウダー
  • チリペッパー
  • パプリカパウダーまたはスモークパプリカパウダー
  • にんにく

同じ食材にトマト缶とキドニービーンズの水煮を加えるとチリコンカン(これもテクスメクス)が作れます。

わたしは乾燥のキドニービーンズを水煮して、チリコンカンを作って小分けで冷凍しています!

Google:キドニービーンズ レシピ

▼キドニービーンズ

ボリュームがあるので、ナチョス、タコス、おつまみはもちろん、おかずの一品にも使えます。

バゲットやラザニア風のグラタンに使ってもおいしいですよ~

カルニータス|タコスの人気具材

メキシカンタコスにハマるきっかけになったのがこの具材!

豚肉のコンフィまたは豚肉のオレンジ煮です。

スパイスや配合など、いろいろなレシピがあるのでお好みでチャレンジしてみましょう!

Google:カルニータス レシピ

何度か作りましたが、脂多めの豚バラ肉やスペアリブをオレンジジュースとコーラ、スパイス(クミン、オレガノ、コリアンダー、パプリカパウダー、チリパウダー、塩)で煮込むと手軽で好みの味に仕上がりました!

ラードとオレンジ、スパイスで煮込む場合は残ったラードを冷凍して炒め物など料理に使うとおいしかったです。

ゴーヤチャンプルーにも合う!

ティンガ&スパイスとトマトの煮込み|タコスの定番&個性が光る

チポトレを購入したらまず最初に作りたいのがティンガ。

  • 鶏胸肉またはささみ肉
  • トマト缶
  • チポトレ
  • 玉ねぎ
  • にんにく

Google:ティンガ チポトレ

手軽に出来て、タコスの具材にもピッタリです!

ティンガ以外にも、チポトレとトマト缶に今回紹介したスパイスを使えばメキシコ味の料理が作れます。

牛スジ、ホルモン煮込み、シーフードなどもおいしいですよ~

それぞれお好みでスパイスを配合してみて。

応用として何となくで作っていましたが、ちゃんとメキシコの料理名があったりするんです。

基本スパイスで広がる家メキシコ料理の世界

今回は、料理好きな方向けにメキシコ料理の基本のスパイスと、スパイスを使ったレシピを紹介しました!

ところで、ネットでメキシコ料理のレシピを調べている方、情報が少ないと思いませんか??

ワカモレ、トマトのサルサ、カルニータス…

料理名を知らないと探しようもない…

わたしは、もっとメキシコ料理やタコスの具材が知りたいと思い、最近本を購入しました!

▼おすすめのメキシコ料理本

本物のメキシコ料理を知るメキシコ料理レストランの経営者が監修・レシピ・料理作成した本で、レシピは100種。

メキシコ料理の要である唐辛子の特徴やメキシコの地方の食文化も知れます!

今回紹介したスパイスと、家で本格タコスを始める!基本の食材とレシピまとめで紹介した食材があれば簡単に作れるものも多いです。

2025年4月22日に第二版が出たばかりなので、ネットの情報だけでは物足りない、いろいろなメキシコ料理やタコスに挑戦したいという方は読んでみてね。

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